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zoom RSS レター # 233 9月28日(水) 運動アレコレの話

<<   作成日時 : 2011/09/28 22:25   >>

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 我が家にとっても恒例のアデレード人気イベント、City to Bayが今年もやってきた。アデレードの中心からグレネルグのビーチまでの12kmを3万人を超える市民ランナーが大挙して走るマラソン大会である。アデレードに来たばかりの2008年こそ12kmに参加した父であったが、翌年はマグパイの襲撃に遭い(レター # 151. 9月16日(水) ちぢちち襲われるの話)、直前になって敢え無く断念。代わりにヒヨと3kmの部に一緒に出ることになった。去年も練習不足を“ヒヨ”にかこつけて3kmだけ、そして今年はどういう風の吹きまわしか、ヒヨと一緒に3kmを走ると立候補した妻に立場を奪われ、オトのお守になり下がってしまった父である。つい4年ほど前まで日本では結構真面目に市民ランナーを気取っていた父の面影はもうここには、ない……。

 妻はといえば、小学生の頃、学校のマラソン大会に出るのが嫌で、わざと高い塀から飛び降りて足を骨折(本人は“挫く”程度を狙ったらしい…)、めでたく参加を免除されたことがあるほどのマラソン嫌いだが、結婚後、父のしつこい誘いを振り切れないうちに“運動後の冷えたビール1杯、プッハァー”にハマった妻は、ついには10kmの大会に参加するまでになっていた。ヒヨの出産後マラソンから遠く離れていた妻にとっては8年以上のブランクとなったが、8歳の娘にはまだ負けないぞ! とばかりに今回3kmを干支のイノシシの如く猛然と突っ走るのだった。

 の、はずだったが、人の多さに真っすぐに走ることもできず、父から託されたヒヨの撮影班の仕事もこなしながら、妻は余裕の表情でヒヨとともにゴール近くで待つオトと父の前に現れたのだった。なにはともあれ天気も良く、2人とも3km走を楽しんでリフレッシュできたようだった。

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            ヒヨの走りも軽やかだった

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          運動後のデカイバーガー、ガブリ!

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   運動後のデカイバーガー、ガブリ2! (って、お前は走っていないだろう!)


 3回目の参加となったヒヨは、本人曰く今年が一番充実していたようで、「来年は6kmの部に出る」と張り切っている。調子に乗った妻も6km、いや12kmなどと言っているが、次の日に訪れた筋肉痛で考えを改め始めたようだ(筋肉痛が翌日に訪れたことにはとても満足そうではあるが…)。その横ではオトが「ボク、パパと走る」とアピールしている。来年は一体どうなることやら……。

 ところで、“運動”といえば、父は体力を使うこともなく一人コツコツ続けている運動がある。続けているというよりは、習慣として未だに身体に残ってしまっているのだが、車を運転していて道を譲ってもらったり、ちょっと無理して割り込んじゃったかな、といったときに、「ありがとう」または「ごめんなさい」を表す“ハザードランプ点滅”、そして夜間走行中に道を相手に譲ったりするときの“ヘッドライト一旦消し”合図のことである。
 両方とも日本ではあまりに一般的なことだが、細かいことなど気にしないオージーの間ではそのような行動は先ず見ない。というより、「こいつ一体何やってんだ?」という驚きを与えてしまい、かえって危ないかもしれない。日本では路駐するときはよくハザードをつけるが、こちらでは点けてもせいぜい左のウィンカーのみ。日常、車のハザードが点いている状態を見ることは殆どない。

 さらに先日、赤信号の一番前で止まっているときに対向車のことを考えてヘッドライトを消していたら、横断歩道を渡る女性に「ライト消えてるよ!」と注意された。車の中から「大丈夫!」とゼスチャーで何度も応えるうちに、そのおばさんは腑に落ちない顔のまま、いそいそと道路の反対側へと消えていったのだった。
 そして別の日、今度はラウンドアバウト(ロータリー形式の交差点)に入ろうとしたときに対向車がきたため、「どうぞお先に」という意味を込めてヘッドライトを消したときのこと。その対向車は最初右折のウィンカーを出していたのに、急に直進して我が家の車の横にピタリ。
 実はその車はパトカーだったのだが、窓を開けて何やらこちらに話しかけてきている。「この間駐禁でしこたま反則金をとられた上にまだ何か?」と心で思いながらこちらも窓を開けてみると、
 「ライトが消えたぞ。それを言っておこうと思って」と言っている。
 一瞬何を意図して言われたことなのか理解できなかったが、とりあえず素直に「これは、『お先にどうぞ』という意味だ」と説明した。すると今度は向こうが理解できないらしく、結局3回同じことを言ったところで、警察官は苦笑いを浮かべて去っていった。わかってもらえたのだろうか……。ん〜、警察にもわかってもらえないのかも……。

 運転中にドライバー同士の気持ちを少しでも和らげるコミュニケーションとして、草の根運動的に続けていきたい“習慣”だが、やはり、豪州に入りては豪州に従えということか……。
 草の根運動もいいが、やはり運動といえば“冷えたビール1杯、プッハァー”。
 それがオーストラリア流なのかもしれない……。

 (でも、頑固な父はこれからも頑張るゾー、草の根運動!!)











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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。
私もやりますよ。「お礼」は習慣になっちゃってます。
そう言えばハザードあんまり見たことがないかしら?
相手は「何やってんだ、こいつ」と思ってたのか・・・。
アデレードはみんな飛ばしますか?
私はキャンベラですがもう「街中が高速」の勢いで怖いです。
100kmとか出してるのに車間距離あまり取ってないんですよ。急に何かあったら死ぬで!と思います。
でも「流れに乗って」走らないと迷惑になりそうなので頑張ってますが・・・。
May
2011/10/10 21:20
Mayさん、

初めまして。コメントありがとうございます。
キャンベラもそうだったのですね……。
もしかしたら世界中似たりよったりなのかもしれませんね……。
でもそんな時こそ、一息置いた「お礼」の気持ち。
草の根運動、一緒に頑張りましょう!
ちぢちち
2011/10/12 22:13

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