ラフレター from オーストラリアのアデレード

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zoom RSS レター # 238 11月9日(水) 背番号 6 の話

<<   作成日時 : 2011/11/09 19:36   >>

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 小学校の4学期が始まって、3週間。3学期途中に今の小学校に転校した直後は、表立っては全く問題がないように振る舞っていたものの、実際はあまり新しい学校や友達に馴染めずにいたヒヨ。しかし、妻が仕事を始めたことで参加しだしたOSHC(学童保育)や春休みのインターバルが良いきっかけとなり、今学期はすっかり新しい学校にも馴染んだ様子で親としても一安心だ。しかしその分、日本への一時帰国から戻ってきたばかりの4ヵ月前に「英語が出てこない」と焦っていた姿は完全に消え、今では完璧なオーストラリア語で親を翻弄させている。「お前、何話しているのかちっともわからない!」
 と言うものの、3年半も経ってまだ新しい環境に馴染めていないのは父の方であった……。

 学校が楽しくなってきて、今学期からヒヨが始めた放課後のクラブ活動がある。何故かバスケットボールだ。どうやら仲の良い友達の影響のようだが、3歳のときから水泳を習わせられ、6歳のときには何故かフラメンコを始めさせられたヒヨは、実は球技のセンスが、ナイ。赤ん坊のころからそう感じていた父は、敢えてボール投げなどを一緒にしようと試みていたが、あまり効果はなかったようで、今でも「それって、な・ん・で?」という珍プレーで父を怒らせてくれるのだ。

 そんなヒヨが属するチームは総勢9人の男女混合1〜2年生チーム。今学期と来学期の限定チームで、地域の他の小学校と毎週試合をすることになっている。ヒヨも含めて殆どが素人のチームはこれまで3戦全敗。今週の試合では初めて得点に成功したというので上達はしているようだが、ルールと基本的な動きを試合を通して学んでいる状況では、この先の道のりはまだ険しそうである。

画像

         いつもヒヨに注意していることがある。 ネ・コ・ゼ!


 でも、「さすがオーストラリアらしい」と感じるのは、子どもを褒めることだ。試合を見学した妻の話によると、監督(といってもチームメイトのお父さんの半分ボランティア対応)は、ミスの集大成のような試合中も子どもたちの動きの少しでも良いところを見つけ、すかさず「今のパスは最高だ!」などと褒めまくるのである。そのため、子どもたちは「出来なかったことへの反省」というよりも(もちろん、本人としては感じるところもあるのかもしれないが)、「少しでも出来たことへの喜び」を感じるようだ。ヒヨもこんなことを言っていた。「負けてとても悔しかったけど、監督が『よくやった』と褒めてくれたのが嬉しかった」。
 オージーたちは、「よくそんなことを思いつくな」と思わせるほど、人を大袈裟に褒めることが上手だが、子どもの頃からのこんな経験も生きているのかもしれない。それに人口2,200万人ほどのオーストラリアが様々なスポーツで、人口1億2,700万人の日本よりも好成績を残しているのも、体力の差以外にも、押し付けない育て方が影響しているように感じる。

 ところで、そんな元気で熱い監督を始め、スタッフは子どもたちの親である。監督のサポートをするコーチ役や経験者で賄われるが、得点ボード係や公式記録の(というほどの大袈裟なものではないが)スコアラーなどは正真正銘のボランティア。小学生のときにバスケットボールを少し食べた、もとい、かじったことがある妻は、それを認められてか今週はスコアラーとして駆り出された。プレーはしても公式スコアなどつけたことのない妻は、きっとコートの中のヒヨ同様にオドオドしていたのではないかと不安になるが、隣に座るバスケ経験者のチームメイトのお母さんに聞きながら何とか大仕事をやり遂げたそうだ。はたして妻は「よくできたぞ!」と褒めてもらえたのだろうか?(監督さん、この人こそ思いっきり褒めてあげるときっとこれからもボランティ頑張りますので、褒めてやってください。)

 なにはともあれ、ヒヨがバスケットボールがとても上手くなったり、球技センスが良くなったりするかは、?だが、課外クラブのスポーツを通じて貴重な経験をさせてもらっているようだ。
 ヒヨの背番号は、偶然にも父が高校のときにバレーボール部でつけていた「6」。古くは土井、篠塚、川相が付けていた”いぶし銀”の6番は父のラッキーナンバーである。(関係ないが、妻の小学校時代の出席番号も6だったそうだ)。
 ガンバレ6番!








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コメント(4件)

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ニュージーランドもすっごく褒めますよ。嬉しいことに大人でも褒めてもらえます(笑)
失敗しても"Don't worry"ってすぐ言いますし。
そういうポジティブな姿勢が身についてるって素晴らしいですよね。褒めるって自信につながるし。
”ほら見ろ、だから言っただろう”とか”お前はもうダメだ”って言われ続けたら縮こまってしまいますもんね。
それにやってることが楽しくなくなってしまいます。
「楽しんで」やることが一番だと思います。下手とか関係ないです。
”好きこそものの上手なれ”でしたっけ?ヒヨちゃん絶対上達しますよ。お父さん、信じてあげてくださ〜い
May
2011/11/09 21:45
Mayさん、

NZからコメントありがとうございます!
こっちの人って本当に褒めるのが上手ですよね。ポジティブ過ぎるくらいですが。。。
でもその方が何かと楽しくていいですね。
アデレードではみんな"No Worries!"が口癖です。
ヒヨが上達しなくたって、No Worries!
本当は楽しんでくれればOKです。
ちぢちち
2011/11/10 21:41
私の高校時代の部活ではほめられた事は一度もありません(笑)。
勝とうが負けようが体育館の裏に呼ばれてぶん殴られます。
悲惨な高校時代ですが、いい事が。
卒業してからもう20年になりますが、この時以上につらい目にはまだあっていない。
よって今頑張れる。

ちなみにその先生と最近よくゴルフに行きます。
すごく楽しいですよ!
須佐紀雄
2011/11/11 21:35
須佐さん、

怖かったですよね、バレー部の監督って、お互いに。
でも須佐さんの高校の方がもっと怖かったですね。
隣のコートで見ているだけでビビっていましたから。
なので須佐さんの高校に試合で勝ってしまうのが内心申し訳なかったのですが、負けるとこちらが監督から殴られてしまうので、必死でした。。。
確かに私もあとにも先にも人にあれだけ殴られて、怖い思いをしたことはありません。でも今となっては良い思い出であり、糧となっています。
といいつつ、この間我が恩師が夢に出てきましたが、
相変わらず、怖かったです。。。
ちぢちち
2011/11/14 22:41

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