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zoom RSS レター # 251 10月10日(水) フリンダース山脈の話

<<   作成日時 : 2012/10/10 22:06  

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 毎年のことだが10月の始まりは我が家の誕生日ラッシュだ。4日のオトに続き6日は妻だが、この2日間のズレは実は微妙である。お祝いをどちらからの日にまとめる、もしくは間をとって5日にする、など毎年考えることだが、結局は両方ともお祝いをしないわけにはいかずに盆と正月が続いたような3日間となる。
 今年は「記念日は旅行に出掛けた方が記憶に残る」という妻の説得力に強制力を加えた一言で、小旅行に出掛けることとなった。もちろん、4日も6日も不公平なく旅行先の宿泊となるよう、3泊4日の旅程である。

 出掛けた先はアデレードから北東に約500kmのところにあるフリンダース山脈。荒涼とした岩山が雄大に広がるフリンダース山脈は、アデレードから見ると広大な砂漠が広がるアウトバックと呼ばれるオーストリア内陸部への入り口となる。地球上最古となる山脈の一つで、もともとはヒマラヤ山脈と同等の高さだったものが何百万年もの歳月にわたって侵食されて現在に至るという壮大な場所である。
 そんな場所を選んだのは、「南オーストラリアの必見スポットでありながらまだ行ったことがないので行ってみたいが、そこは砂漠地帯に近いだけあって夏に行くには厳しい場所のため、その前の春休みに行ってしまおう」という単純な理由からである。

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            フリンダース山脈のウィルピナパウンド(地上)

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            フリンダース山脈のウィルピナパウンド(上空)

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            フリンダース山脈のウィルピナパウンド(内側の一部)


 時速110km OKでもオーストラリアらしく、デコボコした片側1車線の道を走ること6時間。途中リースリングのワインで有名なクレア・バレーなどに立ち寄りながら、ようやく現地についたのはもう夕方だった。そこで早速オトの簡易バースデー会。オトが生まれたときには、5歳の誕生日をこんな場所で迎えるとは想像できるはずもなかったが、その分記憶に残る誕生日となった。5歳の誕生日にプレゼントはレゴのブロックと自転車(後日お渡し)だった。

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                  早速レゴと格闘するオト



 フリンダース山脈に来る人たちの目的はハイキングと地球的な荘厳な眺めを楽しむことである。眺めを楽しむにはもちろん上空から、ということでここではセスナ機での遊覧飛行が盛んだが、30分ほどのフライトで1人$200弱。我が家の場合、いくら誕生日x 2の記念旅行とあっても、やはり、断念……。フリンダース山脈は清水の舞台よりも高いのである。
 というわけで、もう一つのお楽しみであるハイキングに出かけた。
 しかし、「暑い!」。その日はもう夏の陽気で、短く比較的平坦な往復6.6kmのコースも結構堪えた。いや、それ以上に厄介だったのはハエである。内陸部に行くほど増えてくるハエたちは、人間の顔にまとわりついてくる。歩くのが遅いからか、新鮮だからなのか、オトは常に5-6匹のハエに囲まれながら時折発狂していた。

 でも、歩くのは気持ちいいし、子どもたちはその後のプールを、親たちはビールを楽しむのであった。携帯の電波など入らないので、もう割り切ってゆっくりできるのだ。


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                 ハエを引き連れて歩くオト

 
 次の日からはドライブ&ウォーキングということで行動範囲も広げてみたが、そこでの驚きは数え切れぬほどの野生のカンガルーとエミューたち。まるでサファリパークの中のようだ。確実にその辺りにいる人間の数よりも彼らの数の方が多い。だが、夜行性のカンガルーは夜に車道に飛び出してくることが多いので気をつけなくてはならない。今回驚いたのは、真っ暗な道の真ん中にこちらを真っ直ぐに向いたままで直立不動のカンガルー。まるで「僕は死にませ〜ん!」と言う武田鉄也。ブレーキをかけ、こちらが車線を変更し、横目に見ながら通り過ぎているときもそのまま立っていた彼の目的は一体何だったのだろう……。

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                   カンガルーの親子

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                  エミューの親子(& ヒヨ)
 

 なにはともあれ、素晴らしい景色に触れ、野生動物と出会い、満点の星に見守れたフリンダース山脈への誕生日ツアーは大盛況のうちに終了し、良い思い出となったのだった。

 今回は、南オーストラリア州政府観光局の回し者か、という内容になってしまったが、
 実は、そうである。
 カンガルー島、バロッサ・バレー、アデレード・ヒルズなどに加え、フリンダース山脈にも是非みなさん、お出かけください!










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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
なべちゃん、ご家族みなさんお元気そうで何よりです。
そちらはもう泳げるほど暖かいのでしょうか。日が短くなってうら寂しい気分が募るばかりの東京から見れば羨ましい限りです。
車を気にせず路上に佇む羊の群れに遭遇したことがありますが、カンガルーも武田鉄也なのですね…
ヤマシタ
2012/10/19 06:39
ヤマシタさん、

お久しぶりです!
こちらは泳ぐにはまだ早い気候ですが、あの日は幸か不幸かたまたま暑かったです。調子に乗って翌日もプールに行きましたが寒くて貸切状態でした。。。
今度は南オーストラリアにも来てくださいね!
ちぢちち
2012/10/21 21:22
チ〜ス!元気かいな?5月姪の結婚式で東京に帰省するのだ。
ツジ〜
2014/04/07 21:12

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